エンゼルケアを担当している看護師さんから以下のメッセージが届きました。
終活の投稿を見てて病棟でエンゼルケアをしたときのエピソードを思い出しました。
患者さんのご家族に、『この方らしい(お名前は伏せてます)想い出の服や着せたい服がございましたら、どうぞお持ちください』って声をかけていたら、その方の奥様がタキシードを持ってこられたことがあります。
本当は痩せてたりはしてるんだけど…すっごく似合って……今でも忘れられません
またご自身のご両親には、葬儀社さんにお願いして、お父さんが着れなかった父の日のプレゼントのポロシャツを。
お母さんには、うす紫の服を好んで着てたから、本人の服を。白装束を着るだけでなくていいんじゃないかって…
もしご家族のご要望があって実現出来るのであれば手助け出来る団体になってほしい…
そう言ったメッセージでした。
エンゼルケアには、感染予防対策だけでなく、故人を尊んで見送る準備の意味もあります。
人生の最後の姿を美しく整えることは、故人の人格や尊厳を守ると同時に、遺される方の心のケアにも繋がるのです。
当協会もご依頼者さまに寄り添い、心を込めた仕事を目指したいと改めて思いを強くしたメッセージでした。