親子の愛を繋ぐびわの収穫!〜東京の息子さんへ、故郷からの贈り物〜

こんにちは!大分終活協会「びびんこ大分」です。

新緑が目にまぶしい季節となりましたね。皆さま、いかがお過ごしでしょうか?

今回は、私たちが定期訪問させていただいているお客様との心温まるエピソードをご紹介したいと思います。

「東京の息子にビワを送りたいんよ」〜お母様の優しい願い〜

先日、いつものように定期訪問に伺った際、お客様からこんなお声がけをいただきました。

「東京の息子に、うちでとれたビワを送ってあげたいんよ。手伝ってくれる?」

お客様はご病気のため、以前のようにご自身でお庭のお手入れをしたり、高い場所にある実を収穫したりすることが難しくなってきています。しかし、遠く離れた東京で暮らす息子さんへの想いは募るばかり。その優しい願いを伺い、私たちも心を込めてお手伝いさせていただくことにしました。

今年も豊作!立派なびわを一緒に収穫

お客様のお宅の庭には、たわわに実ったびわの木があります。今年は特に出来が良いとのことで、大きく立派なびわがたくさん実っていました。

お天気にも恵まれ、お客様と一緒に脚立を使いながら、ひとつひとつ丁寧にびわを収穫していきます。高い場所のびわは私たちがお手伝いし、お客様には手の届く範囲のびわを選んでいただきました。

たわわに実った黄金色のびわを収穫していく時間は、まるで宝探しをしているようでした。お客様も「こんなにたくさん取れるかねぇ!」と、とても嬉しそうなご様子でした。

親子の絆を深める「びわ選び」の時間

収穫したびわは、形が良く、傷のないものを選りすぐって小箱に詰めていきます。この「びわ選び」の時間が、また格別なんです。

お客様は、びわをひとつひとつ手に取りながら、東京の息子さんとの思い出話をたくさん聞かせてくださいました。幼い頃の endearing なエピソードから、成長して家を離れるまでの様々な出来事。まるでアルバムをめくるように、お話は尽きません。

「このびわ、あの子好きやったんよ」「東京で元気にしちょるかねぇ」

そんなお母様の優しいまなざしを見ていると、親子の愛の深さに胸が熱くなりました。離れて暮らしていても、お子様を思う親御さんの気持ちは、いつまでも変わらないのだと改めて感じさせられました。私自身も、お客様のお話を聞きながら、親子の温かい絆に触れることができ、心があたたかくなりました。

びわに込められた故郷と親の愛情

お客様とのお話の中で印象的だったのは、「このびわが届けば、息子は私のことや故郷を思い出してくれるやろうね」という言葉です。

まさにその通りだと思います。送られたびわは、ただの果物ではありません。そこには、遠く離れた息子さんを思うお母様の深い愛情と、故郷の温かい記憶がぎゅっと詰まっています。東京で忙しく過ごす息子さんにとって、故郷の旬の味覚は、きっと心の安らぎと、お母様の愛情を再確認するきっかけとなることでしょう。

食卓に並んだびわを口にするたびに、お母様の笑顔や、一緒に過ごした故郷の風景が目に浮かぶのではないでしょうか。そんな光景を想像すると、私たちびびんこ大分も、このお手伝いができて本当に良かったと心から思います。

びびんこ大分がお手伝いできること

びびんこ大分では、今回のような草刈りや剪定、お部屋のお片付け、お引越しなど、お客様の「困った」に寄り添い、様々な形でお手伝いさせていただいています。

ご自身では難しいと感じることや、誰かに手伝ってほしいけれど、どこに頼んだら良いか分からない…そんな時は、ぜひ一度びびんこ大分にご相談ください。お客様の状況やご要望に合わせて、最適なサポートをご提案させていただきます。

今回のびわのお話のように、私たちはただ作業を行うだけでなく、お客様とのコミュニケーションを大切にし、お一人おひとりの想いに寄り添うことを心がけています。

お客様の「ありがとう」の笑顔が、私たちの何よりの喜びです。

次回の訪問が楽しみです!

びわが無事に息子さんの元へ届き、どんな反応があったのか…次回の訪問時にそのお話を聞かせてもらえるのが、今からとても楽しみです。

親子の温かい絆を繋ぐお手伝いができたこと、そしてお客様の優しい笑顔に触れることができ、私たちも本当に幸せな気持ちになりました。

これからも、びびんこ大分は、地域にお住まいの皆様が安心して豊かな暮らしを送れるよう、真心を込めてサポートしてまいります。

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