みなさんは、ご自身の葬儀の事を考えたことがありますかありますか?
どのような葬儀を希望されますか?
送る側・送られる側…その時の立場でいろいろな想いがあろうかと思います。
今回は、当協会のサポート企業さんで執り行った葬送の儀をご紹介いたします。
先日執り行わせていただきました葬儀のこととなりますが、打ち合わせを行っている際に、故人のお孫さん達が折り紙をしたり絵を描いている姿を目にしておりました。
そのような時間の中での打ち合わせで、ご遺族様のご希望はご家族だけでお別れをしたいというものでした。そして『白い柩』で送りたいとのこと。
準備をすすめさせていただく中で、ご遺族様の寄り添う姿が印象的であったので『もし、よろしかったら、柩にお別れの絵を描きませんか?』と、提案させていただきました。
最初は『いいんですか?』と、おっしゃっていたのですが、お孫さん達が少しずつ描いてくれて、翌日には見事な『世界にひとつしかない柩』が出来上がっておりました。

ご遺族の方々からは『さみしがり屋さんだったから、これで寂しくないね』と。
配偶者の方からは『こんなこと思いつかなかった。ご提案いただいて、本当にありがとうございました。』との言葉をいただきました。
葬儀の執り行い方も、最近では多種多様になっています。送る側も送られる側も『良い葬儀だった』と、思えることが一番なのだと思います。
遺されたご家族の想いに寄り添えるご提案を、これからも続けてゆきたいと思っています。
当協会も、ご依頼をいただきました方の気持ちに寄り添い、心を込めた仕事を続けてまいります。