認知症とは、脳の神経細胞が通常の老化より早く減少し、特に認知機能が急激に低下する病気です。
認知症になると日常生活に支障をきたしてしまいます。

認知症の症状として考えられるのは
記憶障害・見当識障害・判断力の低下・徘徊・弄便・物盗られ妄想・せん妄・幻覚と錯覚・暴力や暴言・介護拒否・失禁と排尿障害・不眠や睡眠障害・昼夜逆転・帰宅願望・異食他などがあります。
認知症には、「アルツハイマー型認知症」「脳血管型認知症」「レビー小体型認知症」「前頭側頭型認知症」と、主なものが4つあげられており、一般的には認知症=アルツハイマーと認識される方が多いですが、それぞれ症状や適切なケアに違いがあります。
認知症のうち、約60%はアルツハイマー型認知症が原因で、約20%は脳血管型認知症によるものと考えられています。

認知症は、いかに早く発見し介入していくかがとても大切なポイントとなります。
健常者と認知症の中間にあたるMCIですが、軽度認知障害という段階で、認知機能(記憶・決定・理由づけ・実行など)のうち、何かの機能に問題が生じてはいますが、日常生活には支障がない状態のことです。この時点では認知症ではありません。
日常生活の中で、何らかの変化を感じたり、症状に思い当たることがある場合は、病院に受診することをお勧めします。
いつまでも健康でいきいきと過ごしていけるよう、早期発見早期治療をしていただきたいものだと思います。
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