ほおずきとお盆参り。~夏空のもとでのお墓掃除に御先祖さまを想う~

お盆が近づいて来ました。県外ナンバーの車も多く見掛けるようになり、帰省して来られたのかなぁ…と、思いは巡ります。

お盆を前にして、昨日実家のお墓掃除に行ってきました。

自宅からは約1時間半の道のり。暑くならない内に…と思い、早めに出発したものの到着は8時半を回っていました。日が昇ると朝方でも気温が上がりますね。暑さを実感いたしました。

実家のお墓は、霊園やお寺様の敷地内にあるのではなく、昔ながらの場所で、山の中にある墓所。水道などはひかれていないため、ペットボトルに水を入れて運びます。

掃除道具・お花・水…

山道も少しばかり登るため、杖も持参の事となります。今回は少しでも墓石を磨きたいと思い、ペットボトル4本8キロのお水を運びました。

実家のお墓は、何代も前の御先祖さまは土葬…そして代々その周辺に埋めていたのですが、父が亡くなってそれぞれの墓石の魂抜きをして、ひとつのお墓に納めました。

掃除をしながら、この永い年月を振り返ります。

お水をたくさん運べれば、墓石や周辺の区切りの壁などももっと綺麗にしてあげられるのに…と、毎回思いつつの月参りを続けています。とはいえお水を運ぶのはなかなかの試練となります。月参りの際には、何本のペットボトルを運ぼうか…と、迷うところでもあります。

そのような中で、ふと、いつまで実家のお墓参りに来れるかしら…と…自身の年齢や身体…運転能力等々考えることも多くなりました。可能な限りは続けていこうと思いながら、ほおずきを供えた刻でした。

『遠方にお墓があり、なかなかお墓参りには行けない』『行くのが精一杯で掃除までは手が回らない』等のお声やご相談も耳にすることが増えてきました。

大分終活協会でも、会員さまのお声に耳を傾け、お気持ちに寄り添い、お墓のお掃除やお墓参りのサポート等のご要望にお応えできるよう、検討をしているところです。

ご心配事やご相談事がございましたら、大分終活協会にお聞かせください。

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