【介護との向き合い方】介護申請の手順

介護を経験された方は、その大変さを身をもって実感されていることと思います。

介護へのニーズが増えてきた事から、平成12年に、介護保険が出来ました。

40歳になると、被保険者として介護保険に加入し

65歳以上の方は、市町村が実施する要介護認定において、介護が必要と認定された場合はサービスを受けることが出来ます。

介護認定を受けるためには『申請』が、必要となります。

どのようにすれば良いのか分からない時や現状に困っている時など、病院等でも相談されると思いますが

市町村の担当窓口に行ったり、包括支援センター等に相談することをおすすめします。

介護申請の手順としては

①市町村の担当窓口へ行き②要介護認定の申請をします③主治医の意見書の提出も必要です④訪問調査が行われ⑤要介護度が決定されます⑥認定結果の通知が届きます

その際に、認定又は非該当に振り分けられます。

認定の場合は要支援(1・2)要介護(1~5)のいずれかとなり、介護認定によって、介護サービスの利用できる金額が変わってきます。現在の自己負担額は基本1割ですが、所得によって、割合が増す人もいます。

訪問調査の際、対象者の方が頑張って、普段出来ないことが出来てしまうなど、日頃の様子と違う状況になる時もあるようです。

日頃の様子や状態を記録しておき、調査員へ伝えることも大切です。

核家族化等も進むなか、老々介護を余儀なくされる状況も増えてきているようです。

お互いが助け合っていくなかで「行政の制度なども活用していく選択肢もある」ということを、覚えておいていただきたいと思います。

また、40歳から64歳までの方は介護保険の対象となる『特定疾病』により介護が必要と認定された場合は、介護サービスを受けることが出来ます。

こちらは要介護状態や要支援状態にあるかどうか、市町村に設置される介護認定審査会において判定されます。

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