お盆の期間となりました。お墓参りに行ったり、迎え火を焚いてご先祖様をお迎えされた方も多かったことと思います。

我が家も朝からお墓参りに出向き、夕方には迎え火を焚きました。『ご先祖様をお迎えする』意識を持つことは大切ですね。
お盆は、盂蘭盆会(うらぼんえ)という旧暦の7月15日に行われていたインドの仏教行事です。それに日本古来の祖霊信仰やさまざまな風習が融合して現在の形になったといわれています。
お盆の時期には亡き人や御先祖が自宅に戻って来るといわれており、迎え火はお迎えする為に焚くものです。
また、精霊馬としてきゅうりと茄子で見立てをし、お供えをする姿も見受けられます。「早く戻ってきてください」と、馬に見立てたきゅうりを。「ゆっくり戻られてください」と、牛に見立てた茄子を供えます。
お盆で、離れて生活しているご家族が帰省されているご家庭もあろうかと思います。
ご先祖の霊をお祀りすると共に、ご先祖様とご縁を感じたり対話をすることで、自身の心を振り返る時でもあるのかもしれません。
